NPO法人 国際ホースバックアーチェリー協会
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馬について
モンゴルの馬

タヒ
 馬の祖先は、今をさかのぼること約5,000万年前の始新世に現れ、約5,000〜6,000年ほど前になるとそれまで狩猟の対象だったものが、家畜として人に利用されるようになったといわれています。

 その家畜馬の祖先である野生馬も、ヨーロッパでは15世紀頃にほぼ絶滅したと考えられていましたが、1879年にロシア人のプルゼワルスキーによりモンゴルで野生馬の生息が確認されました。

 当時この野生馬は、モンゴルの遊牧民の間では魂の意味をさす「タヒ」と呼ばれ、神聖化されていました。
しかし、この「タヒ」も狩猟や遊牧により生息数が減少し、1960年代にはほとんど姿を消してしまいます。

 この「タヒ」を絶滅の危機から救う目的で、1992年にヨーロッパの動物園で管理・飼育されていた「タヒ」16頭がモンゴルの地に戻されました。
その後、頭数も増えて今では150頭ほどがフスタイ国立公園で保護されています。

放牧中の馬を捕まえる
 また、「タヒ」とは別にモンゴルには古くから家畜化された馬がいました。
小柄でありながら長距離を走る持久力に優れ、匈奴やチンギス・ハーンの時代には騎馬軍団の機動力として活躍しました。
そして今もその馬達は遊牧民にとって重要な家畜であることに変わりはありません。

 日本では「モウコウマ」と呼ばれ、最近のDNA研究によって、木曽馬や御崎馬など、日本在来馬の先祖であることが分かってきました。

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